1ドルはいくら

いや〓、ご無沙汰しました。久々の更新です。

北海道は、駒大苫小牧が甲子園優勝と言う「そりゃぁ、村はもう大騒ぎですぜぃ、旦那ぁ!」みたいな状態で、やれ、地元北海道新聞の優勝翌日の朝刊。一面と最終面が一つなぎの記事の写真で、優勝直後みんな抱き合っている写真なんだけど、某選手の鼻の穴に、別の選手の指が入っているとか、キャプテン佐々木はかっこいい(それは私を含めてかなりの人がそうだ)!とか、もう、話題はつきません〓。

さて、どうやって、ブログ新規記事を投稿するかも忘れてしまい、ちょっとワタワタしました。

どうしてかというと、仕事の関係で管理するHPが4つもできてしまって、そちらにすっかり時間を取られてしまったのです。これを書きながらも、掲示板に書き込まれた通知メールが来ないか、並行してチェックです。また、子供の疑問にまっとうに向き合う時間を作らなくちゃと思いつつ、今日になりました。

自分だけで、GoogleやYahooの検索エンジンで情報を探しても、結局同じようなサイトを堂々巡りしていることが多い私。今回も子供の疑問のお陰で、自分では決して見ようとしないサイトをじっくりみて、勉強になりましたです。

今回の質問は「1ドルはいくら?」

経済。経済は、高校の勉強から現在に至るまで、ず〓っと避けて通ってきたのだ。
理系だったので、数字が嫌いなわけではないが、それがお金の勘定につながると思うと、「失敗しちゃいけない!」というどうにもイヤ〓な気持ちになるのだ。

CATVで流れるアメリカのアニメで、日本語で吹替えをしてあるのだけれど「これは5ドルだよ。」とか言ってて、長男Aは「果たしていくらなのか、さっぱりわからない状態」になったらしい。

「1ドルは今110円くらいだよ、後は5ドルがいくらになるか考えてごらん。」
「う・・・・んと、2ドルで220円で・・・・あ、550円だ。」
とりあえず、回答はわかった。

続けてちょっと補足してみた。
「1ドルがいくらになるかは、毎日変わるんだよ。アメリカと日本の経済の力関係とかで変わるの。1日の中でも、コロコロ変わるんだよ。」
「それを毎日、『昨日の外国為替市場は・・・』って、ニュースで言っているの。」
次の日、目覚ましTVを見ていて『昨日の外国為替市場は・・・』って言ったのをすかざず「あっ、ママこれのことだね!」と、気づいた息子。「偉いわぁ〓!そうそうそうなのよぉ〓。」と親バカ丸出しの私。

さて、TVでディーラーと言われる人が取引して、為替相場を決めているとはなんとなく知っているが、実際何がどうなって、1分1分と相場がコロコロと変動するのだろうか?

すごく面白いサイト発見。「フォレックス・ディーラー物語
実際のディラーさんの実話が載っているサイトだ。第1話の青春のモニュメントが特に面白い。引用許可をいただいていないので、残念ながら今回は引用をしていないが、取引の単位「1本=100万ドル」こんなすごい金額で取引をしているということ、そして、ディーラーの他に、ディーラー同士の取引をつなぐ、ブローカーが存在すること、そしてそのやり取りの妙が実に上手く書かれていて、一気に読んでしまった。取引単位が大きいので、数銭のレートの違いが、ディーラーの数千万円の利益や損失となって跳ね返る。経済オンチ(家計すらきちんと把握できていない→旦那から時折教育的指導を受けている)の私としては、息子の質問がなければ決して読むことがないだろうサイトだが、とても面白く読める。用語の説明がとても親切で、勉強になるし、助かる。どうして、1分1分相場が変動するかが、まるで自分が取引を体験しているかのように、話に吸い込まれながら感覚を理解することができる。この話自体は、会社である程度実績が出てきた仲間2人が、それこそ青春のモニュメント、ただそれだけの理由で、自分の権限金額以上の大口の取引に挑戦し、利益を上げた話だ。2日間に渡る取引なのだが、その間の緊迫感にドキドキし、取引に挑む部下を見守る上司の寛大さに感銘した。

ディーラーは主に銀行が多いようだが、ブローカーでは日本で有名なブローカー上田ハーローこちらのページに、その関連図と説明がある。このブローカーは日本でも複数あるし、アメリカでも複数あるし、複数の取引ルートがあるとのこと。取引ルートが出す、相場には微妙に違いがあるのだが、常に、各取引ルートの情報はやり取りできるようになっており、結局違いがないものになるのだとか。だが、相場の専門家では、複数のルートの何をもって実際の相場と判断するか、は議論の対象になることもあるようだ。

このディーラーとブローカーのやりとり、私は実際に電話か何かでリアルタイムで話をして、やりとりすると思っていたのだが、今は、コンピュータが人工知能アルゴリズムなどを使ってブローカーの役割をする電子ブローキングが9割を占めるのだそうだ。電子ブローキングも前出のサイト「フォレックス・ディーラー物語
こちらに用語説明されている。

電子ブローキングシステムで有名なのは、ロイターだった。ロイターって、経済に特化したのニュースソースだとばかり思っていた、おバカな私。
今回は、本当に勉強になりましたです>長男A。