骨は何からできているの

長男A、次男Bともに最近の興味は

長男Aは、『骨は何からできているの〓?』
う〓ん、カルシウムとね、カルシウムとね、カルシウムとね・・・・
カルシウム以外わからない。

次男Bは、身体の何処に骨があって、実際に骨がある感触があるとうれしいのだ。『これって、骨?』と指の関節のコリコリを触りながら聞いてくる。『うん、そうだよ〓。』と言うと、クジに当たったかのようにうれしそう。逆にお腹のプヨプヨを触って聞いてくることもあって、『ここは骨がないんだよ〓。』と言うとまたビックリ!つい最近の発見は、ほっぺたには骨がないことだ。口の中から下でほっぺを押し出して『ほ〓ら骨がないよ、触ってごらん。』と言ったら、骨がなく直接舌で押される感触に大喜び。次男Bは自分の身体にがあるのを、触って感じ取って喜んでいるのだ。

さて、骨の主成分ですが、カルシウム以外にもあるはず。

小学館:ホーム・メディカ家庭医学大辞典より

骨の主成分はカルシウムとリン酸塩で、体内のカルシウムの99%は骨に存在すると言われるほどの大きな所蔵庫です。
カルシウムリン酸塩かぁ。リン酸塩てよくわかんないなぁ・・・。それぞれ何の役割を果たしているのだろう。骨の役割は、骨格形成や内臓保護の他にまだあるみたい。続けて引用です。
カルシウムは筋肉の収縮、神経の刺激伝達、血液凝固などに、リン酸塩は糖質や核酸代謝に必要な物質です。血液中のカルシウムやリン酸塩の量が少なくなると、骨に蓄えられていたものが供給される仕組みとなっています。骨からのカルシウムやリン酸塩の出し入れは、副甲状腺ホルモン、カルチトニン、ビタミンDなどが関与して行われています。
ふむふむ。ネットで副甲状腺ホルモンとカルチトニンを調べてみると、次の相異なる働きがあるようだ。
副甲状腺ホルモン : 骨の成分が血液中に溶け出すのを即す働き
カルチトニン : 骨の成分が血液中に溶け出すのを抑える働き
カルチトニンも、甲状腺からできるホルモンの一種らしい。

これらの成分のやり取りを、骨の形成と吸収という言葉をつかって説明している暮らしのなぁるほど学というサイト。東北大学大学院医学系研究科教授 国分正一先生の説明がわかり易く、体内の化学的な活動のほかに、運動の重要性も説明されている。

骨の吸収と形成のバランスはホルモンやビタミンDの影響を強く受けています。しかし、運動も大事です。骨に力がかかると、それを骨の中にある骨細胞が感じ、その情報が伝わって骨芽細胞が盛んに骨を作ります。逆に骨に重力や体重がかからなければ、骨吸収と比べて骨形成が間に合わず、骨がすけてしまうのです。
 骨は20歳前後にその人の人生でもっとも緻密になります。その時の骨の主成分であるリン酸カルシウムの量をピーク・ボーン・マスと呼んでいます。その後は、ゆっくりと骨の量が減って行き、特に女性は50歳を過ぎて、あるいは閉経を迎えると、多かれ少なかれ骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になっていきます。骨粗鬆症になるのを防ぐ、あるいは少しでも遅くするには、どうしたら良いでしょうか。毎日の散歩、ランニングなどの運動が大事です。それによって、骨の量の減少の度合いを弱めることができます。もう1つ、中学校から高校でのスポーツが大事です。どんどん骨が作られ、20歳前後のピーク・ボーン・マスが高くなります。
 もちろん、栄養を無視しては骨は丈夫になりません。ただし、今の日本の食材豊かな食事では、偏らない限り問題がありません。ビタミンDも太陽光線を浴びれば、皮下でコレステロールから作られます。運動で骨に刺激を与え、骨芽細胞に丈夫な骨を作らせましょう。
ビタミンDも太陽を浴びれば、皮下でコレステロールから作られるんだ!ということは、皮膚がんや日焼けを恐れてばかりで、全く陽に当たらないというのも良くないということだ。あとは、運動も大事なんだ。デスクワークばかりで、この運動が全然できない。ここ、1,2年身体が硬くなって、膝に軽い痛みが出たり、軽いぎっくりになったりしている。整形外科では『運動不足』との指導をいただいている私。おまけに風邪でお腹の調子が悪い時も内科の先生に『普段も運動するようにしてください。パソコンを見るデスクワークでは、血が頭に集中して、お腹の消化のための血は少ないんですよ!』などいわれて、運動不足の総本山のような私。明日からでも走ってみるかな?